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化猫の生態

これぞ本当の脱出ゲーム MYST

1995年 Playstation SEGAサターン が発売され、家庭用ゲームも3Dの時代に突入しました。
そんな時代の転換期、SEGAサターンでハードと同時に発売されたソフトの一つが
米国のデベロッパー”cyan”が開発したミステリアスな謎解き脱出ゲーム「MYST」です。

世界観

特殊な紙とインクで綴られた、時代を行き来できる不思議な書物。
MYSTと呼ばれる時代に偶然落ちてしまった主人公(プレイヤー)はMYST島を中心にいくつもの時代を行き来しながら島からの脱出を図る。

street まるで写真のようにきれいな情景。すべてが3Dで構築され、その中を1人称で動き回る不思議な体験。
今見ればそれほどの画質ではないですが、2Dドット絵が主流だったSFCのゲームソフトしか知らなかった僕らにとって、3Dグラフィックのゲームの登場は革命でした。

特殊なゲーム性から賛否がはっきり分かれるゲームですが、MYSTの世界観に一度のめりこむと簡単には抜け出せない不思議な魔力があります。

登場人物がおらず、余計な音楽を排除し、効果音が際立つ静寂に包まれているMYSTの世界。

恐ろしいクリーチャーや残酷な仕掛けなど一切ないのに、誰もいなくてBGMもないというだけでものすごく不気味な雰囲気があり、たまに遠くの景色で小さな生き物が動くだけでもビクっとします。
一人称のため、本当にMYST島を探索しているような気分になるので部屋の明かりを消してヘッドホンでプレイするのがマストなゲームです。


今や日本中で好評を博しているリアルイベント「脱出ゲーム」
MYSTが発売された当時は脱出のダの字もありませんでしたが、MYSTはその脱出ゲームの元祖だったのではないかと僕は思っています。
なんの説明もなく誰もいない島に放り出され、何をすればいいのかもわからず、ただひたすら島の中をさまよいながら島の謎を解いていく。
本当にリアルな脱出ってきっとこういうことなんだと思います。 clock 本当に何の説明もないので何をすればいいのかわからず、飽きっぽい人はゲームの序盤で早々にプレイを辞めてしまうのですが、MYSTの本質は正にそこにあります。 library 何をすればいいのか分からないからこそ、島の中をくまなく探索して何をすべきかを探していくのがMYSTというゲームの面白いところ。

島のいたるところに施された数々の仕掛けも、ものすごく凝っているうえに非常に難解。
ただパズルを解けばいいというわけではなく、どこかの仕掛けを作動させれば他の場所でも何か変化が起きるという、ものすごく考え込まれた謎解きの仕組みは単純なパズルゲームとも全く違うMYSTの最大の魅力です。

ship 映像自体がとてもきれいなので、現実世界にはない不思議な現象に溢れているMYSTの世界をただ歩き回るだけでも楽しいし、一つ一つの仕組みを吟味して何が起こっているのか考えながら目的地を目指したり、
時間的な制限が特にないので、目の前の仕掛けをただじっと見つめながらどんな現象が起こるのかひたすら考えるのも楽しいです。 stoneship 装置を作動させると何か起こっている音だけは聞こえるけど、どこで何が起こっているのか分からないからその場所を探しに行く。
ボタンを押しても何も起こらないときは作動させるための動力源がどこかにあるはずだから探しに行く。
ものすごく手間と面倒の多いゲームシステムなんですが、そうやって頭を悩ませるのが楽しいんです。


MYST以降、続編となる作品が5まで発表されています。(PSやXBOXなど家庭用で販売されていたのは3 EXILE まで。そのほかはPCのみの発売)

MYST2 RIVEN
REVEN

ミスト島探索の最後でミストの創造者”アトラス”と出会った主人公。
横暴な父を”リヴン”という時代に閉じ込めたが、妻の”キャサリン”が誤ってリヴンに落ちてしまい、囚われてしまったらしい。
リヴンは非常に不安定な時代で記述を止めるとすぐに崩壊してしまうためアトラスは記述を続けなければいけない。
アトラスの頼みで主人公はリヴンへ向かい、キャサリンの行方を捜す。

Rivenはスマホアプリでもリリースされています↓
> iOS版 AppStore > Android版 googleplay

MYST3 EXILE
exile

アトラスとキャサリンを助け”トマーナ”という時代に招かれた主人公。
崩壊しかかっているドニの住人を新たな土地に住まわせるため、アトラスは”レリーシャン”という新しい時代の創造に取り組んでいた。
しかしそこへ、ボロを纏った正体不明の男が現れ、レリーシャンの書を奪い去ってしまう。
レリーシャンの書を取り戻すための新たな旅が始まる。

MYST4 REVELATION
revelation

トマーナの時代で幸せな生活を送っているアトラス夫妻とその娘”イーシャ”。
しかし、アトラスはかつて自分を裏切ろうとした二人の息子”シーラス”と”アクナー”の行方に頭を悩ませていた。
二人は幽閉した時代から脱走してしまったらしい。
トマーナの時代でも異変が起こり、事故に巻き込まれてしまう主人公。
目覚めたとき、イーシャが何者かに追われている光景を目にし、主人公はイーシャを救うため、シーラスとアクナ―を閉じ込めたとされる時代”ヘイヴン”と”スパイア”に向かう。

MYST5 END of Ages
endofages

シリーズ最終章。
レリーシャンの時代を作り出し、ドニの人々を救ったアトラス。
かつて存在したドニの文明を完全に復興させるため、アトラスの娘イーシャが時代に力を与える”タブレット”のロックを解除しようとして、失敗してしまったためタブレットを使用できなくなってしまったらしい。
タブレットを使用するには”スレート”と呼ばれる4つの石板が必要なため、イーシャはスレートの探索とタブレットの入手を主人公に依頼する。

Mystのリメイクreal MYST
realmyst

RealMystはスマホアプリでもリリースされています↓
> iOS版 AppStore > Android版 googleplay

Mystのオンラインゲーム URU
URU

オンラインゲーム用に開発されたURU。
そのため、アバターを制作することが可能で、シリーズで唯一1人称視点ではなく、人物(プレイヤー)を追従するタイプの3人称視点の操作になっています。
MYSTの時代よりも200年ほど後の設定で、シリーズの中では外伝的な位置づけ。
崩壊したドニの文明を復活させるためプレイヤー達がドニの再建に手を貸します。

2018年にはMYST発売25周年を記念し、シリーズ全作を同梱したAnniversaryCollectionがKickstarterから発売されました。 anniversary 基本的なゲームの世界観やルールはずっと一緒ですが、シリーズを追うごとに画面のクオリティーは見違えるほどアップしていきますし、MYSTの頃は1画面ずつ進んでいくゲームだったのが3のEXILEから360°リアルタイムレンダリングで操作の自由度もアップしています。

また2018年、MYSTの精神的続編となる「OBDUCTION」が発売となり、htcHIVEやPSVR(北米版のみ)などVR対応のゲームがCyanから発表されました。 MYSTは一人称の謎解きゲームなのでVRとの相性は抜群です。
MYSTの世界によく似ていて、ゲームの内容も近いので、MYSTがVRでできるということに歓喜しましたが、VR専用でMYSTがリメイクされるような日が来てくれればと切に願います。
僕も北米版で購入しましたが、初めVRが上手く動かなくて苦労しました。
どうやらOBDUCTIONのVRプレイは立ち上がっていないとダメみたいです。気づくまでに相当時間がかかりました。
もとはhtchive向けに作られているので、ある程度プレイヤーの移動を検出する作りになっているっぽいです。
普段座ってやるゲームですから、立ってプレイするのは結構疲れます。


ちなみに映画化やドラマ化の話が持ち上がっては、立ち消えになって。。みたいなことを繰り返してますが、それだけ魅力的な作品だということですね。 > myst-video-game-tv-show-hulu < ゲームをノベライズした作品もいくつか発表されていますが、日本では第1作目の「アトラスの書」しか刊行されていません。

ミスト アトラスの書

1996年 翔泳社 原題:MYST: The Book of Atrus
ランド・ミラー/ロビン・ミラー著
アトラスの少年時代から、父ゲーンとの確執、妻キャサリンとの出会いなど
ゲームの世界をより深く知られる内容です。
MYSTファンならぜひ読んでみてもらいたい作品です。

英語版の続編は3作まで発表されています。
善意のファンの皆さんのおかげで2作目の「ティアナの書」がコチラで楽しめます↓ > ティアナの書 ─ Book of Ti’ana

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